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災害・車両トラブル発生時こそ安心を届けられる仕組みへ
ヤマエ久野
MOVO Fleet
新潟森紙業株式会社は、段ボール・包装紙・紙器の製造販売を全国で展開している森紙業株式会社のグループ会社です。甲信越エリアの生産拠点の1つとして、段ボールの製造、販売を行っています。
2020年11月から動態管理サービス MOVO Fleet(ムーボ・フリート)を利用いただいており、専属傭車に端末を取り付けてもらい、運行管理に利用しています。今回は物流部門の責任者である生産管理部 管理課 笹川様と、製品課 相田様にお話を伺いました。
相田様:当社は出荷段ボールの配送はすべて傭車で行っています。トラックドライバーの人手不足や運賃体系の変更などを要因に、年々請求される輸送費が値上がりしていました。理解できる部分がありつつも、その根拠が見えづらいという課題がありました。
また日々の配送業務では、納品先からの到着時間確認の問合せに対して、都度傭車ドライバーに電話確認する手間がかかっていました。車両は1日40~50台が運行しており、電話確認は平均で1日約30件と、煩雑な業務となっていました。特に新潟県は積雪時に交通状況が不安定になるので、さらに問合せが増えました。
笹川様:一方、当社は東日本段ボール工業組合に属しており、そこでドライバーの労働時間短縮について議論しておりました。ドライバーの業務の実態把握はその意味でも必要だと感じていました。
相田様:コストパフォーマンスと車両位置が見やすい画面です。動態管理サービスの導入は高額になるだろうと思い込んでいました。しかし、ムーボはGPS端末のレンタルプランであれば、初期導入費用以外は1台につき月額1,780円なので非常に低価格で導入できます。また車両位置確認の画面は、見慣れたGoogleマップなので見やすく、渋滞情報も表示されるのでわかりやすかったからです。
他にも、使い勝手の改善と機能追加が日々実施される点も魅力です。
相田様:納品先からの納品時間の問合せにタイムリーに回答できるようになりましたし、ドライバーへの電話確認業務に費やす時間が1/3に減りました。
先日は、車両故障で走行不能になった傭車ドライバーから連絡が入った際に、ムーボで近くの車両を把握し、他の車両へ引き継いだことで納品時間に間に合った、というケースもありました。事務所の大型モニターやタブレット端末でムーボを閲覧できるようにしているので、事務所内外、どこにいても運行状況の把握が可能です。
笹川様:ムーボによってドライバーの業務時間が把握できるようになりました。これを続けていけばブラックボックス化していた輸送費の内訳を把握することもできると考えています。車両の走行履歴も把握できるので、ムダに周回し時間を潰しているドライバーがいないか、なども把握できると思います。今後データを収集し分析しようと思っています。この情報は傭車先の運送会社さんにとっても有益なものになると思います。
相田様:ムーボをもっと使いこなしていきたいと思います。最近「配送計画機能※」を利用し始めました。運行状況を把握することにより、帰社時間の予測からタイムリーな配車を組むことで配送効率のアップを図る事ができるのではと考えています。
※配送計画:計画に対する実績、遅れをダッシュボード上で可視化できる機能。
新潟森紙業株式会社 笹川様、相田様、ありがとうございました!
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