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2019/11/20

LIXILビバ様にご登壇いただき、MOVOセミナーを開催しました

「MOVO(ムーボ)」(以下「ムーボ」)を運営する株式会社Hacobu(ハコブ、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 佐々木太郎、以下「Hacobu」)は、2019年11月19日(火)にLIXILビバ様をお招きし「MOVOセミナー LIXILビバ様事例に学ぶ、物流センター生産性を高めるテクノロジー活用~バース管理で入荷業務効率化~」を開催しました。

 当日は実際の導入事例のご紹介として株式会社LIXILビバ執行役員 SCM統括部長 兼 物流部長大崎 勝啓様にご登壇いただき、「物流センター生産性を高めるテクノロジー活用のポイント」という内容にてご講演をいただきました。LIXILビバ様の中期物流構想と同社の物流改革の考え方と進め方について、また一日150台が出入りする同センターの運用にムーボ・バース管理を使って入庫車両をコントロールされた取り組みのご紹介をいただきました。

 

 その後、大崎様と弊社スタッフによる質疑応答セッションとしてSlidoというツールを使用し、いただいた多くのご質問にその場で回答させていただきました。その中でお答えしきれなかった内容を当社からの回答としてご紹介させていただきます。


<ムーボのシステムに関する質問>

Q.同社の複数倉庫で導入している場合、クラウド画面はどのように変化しますか。また、A社倉庫、B社倉庫がそれぞれ予約システムを導入している場合、予約者はIDが2つ発行されるのでしょうか。
A.別の倉庫である場合、IDをそれぞれに発行し、各倉庫のご担当者様にバース表を管理いただきます。予約者は1つのIDでムーボのサービスを全て利用することが可能です。

Q.前のトラックが作業が終わらずに次の予約に影響ある場合の操作はどうなりますか?
A.操作としては、予約時間が変更となる場合、予約時間の変更~確定という操作でSMSでドライバーに状況をお知らせすることが可能です。オペレーションとしては、予備のバースに案内している例もございます。

Q.予約システムを導入しない場合には、受付システムで登録したデータはどのように反映されるのでしょうか。
A.受付システムで登録したデータについても予約詳細画面でご確認可能です。CSVで実績をダウンロードすることもできます。

<ムーボの運用に関する質問>

Q.予約システムを導入できない、対応出来ない取引先の接車のコントロールは3PLの専属の担当が1日作業で必要ですか?
A.予約をされていない取引先様の量にもよりますが、受付担当の方が役割を兼ねていることが多いようです。予約をしていただいた方がメリットがあるとお伝えし、予約率をあげていくことでこの工数を減らすことが可能です。

Q.温度帯が違うセンターでの運用方法は今回の事例と同一でしょうか。
A.温度帯が異なるセンターでもお使いいただいている事例がございます。その場合、「チルド」「ドライ」の温度帯情報をバース名に記載し確認できる形にされています。

<導入効果に関する質問>

Q.バース予約や管理の効果が出やすい規模はどの程度ですか?台数やバース数など
A.台数が多い方が管理することによるメリットが出やすいですが、台数が少ない場合で配車・受付・呼び出し業務簡素化としてご利用いただいている例もございます。

Q.業務の平準化による相対的な人件費削減効果はありましたでしょうか?
A.他企業様の事例で、計画的な入出庫作業計画の実施により、検品担当・荷下ろし担当の作業時間が1日1時間削減となった事例がございます。

Q.計画的な配車、輸送が実現することにより、輸送費への貢献はありますか?
A.他企業様の出荷センターで、荷積み作業計画(時間とスペース)を予め立てたことにより、それまで頻繁に発生していた荷積み忘れのトラブルが減り、追加出荷が削減された事例がございます。

 

 詳しい内容については導入事例インタビューとしてセミナー参加できなかった皆様にもご紹介する予定です。参加者の皆様から頂戴したアンケート等のご意見を踏まえ、次回はさらに価値あるセミナーを開催してまいります。

MOVO(ムーボ)とは

ムーボは、SaaS型の物流管理ソリューションとして、待機時間でトラックを効率的に稼働させられない問題(バース管理)、トラックが手配しにくい問題(オンライン求車)、そしてトラックの位置情報を把握できない問題(動態管理)等を解決するための機能を、クラウド上のプラットフォームで提供しています。更には、物流業界にデジタルトランスフォーメーションを起こし、AIなどのテクノロジーを普及させることを企図しています。

ムーボの名前の由来はmove(移動する)とoptimization(最適化)をかけ合わせた造語です。ミッションである「運ぶを最適化する」という思いが込められています。

Hacobuについて

Hacobuは、「運ぶを最適化する」をミッションとして、企業間物流の最適化を目指し物流情報プラットフォーム「MOVO(ムーボ)」を提供する会社です。