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流通資材の「滞留」と「紛失」を見える化する、流通資材モニタリングサービス「MOVO Seek」2020年4月ローンチ

 「運ぶを最適化する」をミッションとして、企業間物流の最適化を目指し、物流情報プラットフォーム「MOVO(ムーボ)」を提供する株式会社Hacobu(ハコブ、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 佐々木太郎)は、流通資材(かご車、パレット)の「滞留」と「紛失」を見える化する、流通資材モニタリングサービス「MOVO Seek」を2020年4月にローンチいたします。

 かご車やパレットは流通資材と呼ばれ、倉庫や店舗など流通・物流業界の拠点間で多く使用されています。拠点間で使用する際、他の物流事業者に回収されてしまう、流通店舗の売り場のレイアウトに転用されてしまうなど「紛失」するケース、流通店舗のバックヤードや特定の物流拠点に「滞留」するケースが多数発生しています。「紛失」は補充のための新規購入や過剰在庫をすることでコスト増加、「滞留」は繁忙期の流通資材不足が業務の遅れ、売上機会損失リスクにも繋がります。

「MOVO Seek」はIoTネットワーク「Sigfox」*を利用することで、低い初期コストで流通資材の位置情報を取得することを実現しました。これにより滞留と紛失の把握、及びその要因の分析をすることができ、流通資材にまつわる様々な課題を解決することを目指します。

 

「MOVO Seek」のメリット
■物流センター管理者にとってのメリット
・流通資材の新規購入コスト抑制
流通資材が滞留する拠点・店舗や紛失する場所を把握することで、新規購入を抑制します。

・低い初期コストで位置情報取得
取り付け端末は低価格で、かつ読み取り専用端末やネットワーク構築への投資が不要です。

■物流センター現場責任者にとってのメリット
・現場に負担をかけずに導入可能
流通資材ごとに読み取り作業を行う必要はありません。

 

「MOVO Seek」の機能
■滞留の把握
流通資材に端末を取り付けて位置情報を把握。固定設備による読み取り業務無しに、滞留が起こりやすいエリアを確認できます。

■紛失の把握
長期間拠点に戻っていない流通資材を把握。軌跡をたどって紛失原因を推定できます。端末が故意に取り外された場合も検知可能です。

■分析
ダッシュボードで全体の傾向を一目で把握。分析・改善が簡単に行えます。

 

*IoTネットワーク「Sigfox」
Sigfoxは低価格・低消費電力・長距離伝送を特長とするグローバルIoTネットワークです。
LPWA(Low Power Wide Area)を代表するネットワークとして展開されており、日本国内においては、京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)が唯一のSigfoxオペレータとしてインフラ構築およびネットワークサービスの提供を行っています。

URL:https://www.kccs-iot.jp/service/

 

■サービス名:流通資材モニタリングサービス「MOVO Seek」
■発売予定日:2020年4月
■価格:オープン価格
■端末特徴
省電力(電池寿命は約7年)
防水防壁構造
屋内外で利用可能
動作温度範囲 -20~+60℃

 

※ニュースリリース記載の情報は、発表日現在の情報です。今後仕様が変更になる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

 

MOVO(ムーボ)とは

ムーボは、SaaS型の物流管理ソリューションとして、待機時間でトラックを効率的に稼働させられない問題(バース管理)、トラックが手配しにくい問題(オンライン求車)、そしてトラックの位置情報を把握できない問題(動態管理)等を解決するための機能を、クラウド上のプラットフォームで提供しています。更には、物流業界にデジタルトランスフォーメーションを起こし、AIなどのテクノロジーを普及させることを企図しています。

ムーボの名前の由来はmove(移動する)とoptimization(最適化)をかけ合わせた造語です。ミッションである「運ぶを最適化する」という思いが込められています。

 

Hacobuについて

Hacobuは、「運ぶを最適化する」をミッションとして、企業間物流の最適化を目指し物流情報プラットフォーム「MOVO(ムーボ)」を提供する会社です。